やさしくてわかりやすい日本人のためのアロマテラピーを求めて☆

浜松市西区大平台で、アロマ&ボディバランスのお店 「アルモニ」を夫婦で営んでいます。フィトケミカルアロマテラピーについて、また趣味のペーパークラフト、模型作りなどもお伝えしています☆ アロマテラピーは西洋の神話や宗教観に基づく抽象的な捉え方が多くあります。ところが日本人の多くは西洋の神話や聖書の内容を知らない。日本は亜細亜だけでなく世界の中でも独自の文化、精神、秩序と道徳を持つ民族です。西洋の神話、宗教観に基づく効果効能ではなく、日本人に合った日本人のためのアロマテラピーがあるはずなのでは?と思っています。




真正ラベンダーのエッセンシャルオイルで大切な成分とは?

真正(野生)ラベンダーの大切な成分『クマリン』

えっ?! 酢酸リナリルリナロールじゃないの?
自分は真正ラベンダーが入荷すると確認する成分は、


1.クマリン
2.β-カリオフィレン
3.1.8シネオール
4.カンファー
そして最後に
5.酢酸リナリル
6.リナロール

今日はクマリンのお話

クマリンの含有が確認できないラベンダーは
使いたくない主義の私


真正ラベンダーのエッセンシャルオイルで大切な成分とは?真正ラベンダーのエッセンシャルオイルで大切な成分とは?


今、販売している
パナセア・ファルマの真正ラベンダー
ル・コントワールの真正ラベンダー
どちらもクマリンが0.07%含有されている。

この真正ラベンダーに含有するはずの
クマリンですが、
そのへんで売ってるラベンダーオイルには
「含まれない or 確認できない」


なぜか?

クマリンは分子量が大きく、
クマリンを含むオイルを抽出するためには、
丁寧に時間を掛けて蒸留する必要がある。

時間を掛けた水蒸気蒸留の最後の最後に抽出される成分で、
成分分析表でも一番最後のほうにちょろっと出てきます。
クマリンが抽出できる蒸留時間は最低60分とも90分~120分という文献もある。

さてそのへんに売ってるラベンダーオイルの蒸留時間ですが、
ポーランドの西ポメラニア工科大学によると
商用ラベンダーオイルの総生産量のほぼ75%が
水蒸気蒸留蒸留を25分で得ていると述べている。
また市販されているラベンダーオイルの蒸留時間は
15分だとも述べている。


アメリカのワイオミング大学の研究では、
ラベンダーオイルにおける収率および組成物に対する
完全蒸留の時間は60分必要と述べている。

ということは最低60分以上で、
さらに丁寧に90分~120分かけて蒸留されたラベンダーオイルは、
市場では希少だということ。
そしてその希少なラベンダーオイルにはじめてクマリンが含まれる。

では、丁寧な蒸留をしているかどうか?
をどうやって見分けるか

重要なのは
外箱、ビン、ラベルのどこにも蒸留時間なんて記載されない。


であれば成分分析表を見るしかない。
成分分析表にクマリンの記載がなければ、
丁寧に時間を掛けて蒸留された証も、
高品質を謳う証明も何もないということ。
ではないでしょうか。


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真正ラベンダーのエッセンシャルオイルで大切な成分とは?

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